629 :本当にあった怖い名無し:2012/02/04(土) 23:35:00.32 ID:Jwt1W9370
前世の話で、笑えると言うか、へええええっと思った我が姉の話。
一生独身貴族を貫くと決めていた姉が結婚した。しかもかなりの遠距離恋愛。
親も「嫁いでくれるなら喜んで!」と深くなれ初めを聞いていなかったが、
結婚式でいざそれが発表されたらどよめいていた。
629 :本当にあった怖い名無し:2012/02/04(土) 23:35:00.32 ID:Jwt1W9370
出会い→相手の住む県に姉が旅行に行き、タクシー乗り場でちょこっと話したらしい。
当然お互い名前も知らず、そのまま別れるl。
二度目→羽田空港・手荷物を預ける時に、姉の次に並んだのが相手だった。
「すごい偶然ですね」と言い合ったものの、そのまま別れる。
三度目→四国旅行中の姉。ローカル線で移動中、相手がひょっこり乗ってきた。
出張中だったらしく、そこでようやく自己紹介。
四度目→南部九州に出張していた姉、ホテルのロビーでばったり。
その晩は食事を一緒にし、メアド交換をした。
こんな『ばったり』を数回くり返して、お付き合いを始めたらしい。
(しかも、お互い「ストーカーか?」と訝しんで声をかけなかったこともあるらしいので、
実際はもっと回数をふんでいると思われる)
630 :本当にあった怖い名無し:2012/02/04(土) 23:39:30.99 ID:Jwt1W9370
見える人の叔母によると、姉と相手は前世で夫婦だったそうで、
前世で所縁のあった二人の守護霊さんたちが、必死になって『ばったり』を演出していたらしい。
「名前ぐらい聞けー!」「そこでもっと会話を発展させろお!」とかなり悶々としてたそう。
なんで分かるの?と聞いたら、
結婚式、姉と相手が座っているその後ろで、手を取り合って大号泣してたんだって。
「後ろの人も大変よねえ…」と、叔母はしみじみしていた。
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